コラム:フォーカシングについて
細々とコラムを書いてみようと思い第一回目。
まずはフォーカシングについて、でしょうか。
フォーカシングとは、成功したカウンセリングのクライエントから
とあるエッセンスを抽出しました。
そのエッセンスは何かというと、成功したカウンセリングのクライエントは
「自分が何を、どのように感じている」かを感じつつ話していたのです。
例えば、苦しみを感じている時「ただ苦しいです。」というだけではなくて
「なんか・・・胸のあたりに苦しい感じがあって
・・・なんでだろう・・・辛いのかな?
・・・違うな、何か我慢しているのかな」みたいな。
苦しみを吟味しながら感じていくんですね。
私たちの感情は集合体と思います。
嬉しい・悲しい・怒り・つらい・寂しい等々
これらが絡まっているんですね。
ギャン泣きしている子供に「悲しいの?」と聞いた時
「ちがう!怒ってるの!」と言われたことがある
と聞き及んだことがあります。
怒ってるとはいえ、涙が出ている。
子どもは怒っていると言っていますけど
もしかしたら怒りの裏には悲しさもあったかもしれませんね。
フォーカシングでは、そんな表に出ているものの
裏に潜んでいる、隠れているものに優しく触れていきます。
次回に続く。